読み下し
子曰わく、終を慎み遠きを追えば、民の徳厚きに帰す。
ひろみ現代語訳
曹子はいった。「父母の葬儀を丁重に行い、年忌法要を怠らなければ、人の情は自然に熱くなるものだ」
ひろみ解釈・まとめ
私は半年前に、祖父の最期を看取りました。私が社会に流され、就職活動をし、内定を得て喜んでいたときに、「ひろみは本当は違うことがしたいんじゃないのか?もっと自分に正直になれ、やりたいことをやれ」そう優しく言って、私を「今」へと導いてくれた祖父。今は祖父を目指し、板前になることが夢となりました。
大好きだった祖父の死をもって、私ははじめて「人はいつか必ず死ぬ」ということを実感しました。そして、心拍数が減っていき、意識がなくなっていく祖父に
「おじいちゃん、今までありがとう」
と泣き叫ぶ、母、叔父、叔母、いとこの姿をみて、人は死んだとしても、その「命」は、子どもへ孫へと繋がっていくことを感じたのです。
私たちは、父と母、そして父と母の父と母、父と母の父と母の父と母、、、と命が繋がって、いまここに存在しています。そのうちの一人が欠けてしまっていたら、今私たちは存在していません。この奇跡にちかい命をいただいていることを、改めて考えてみてください。そして、この命のバトンは、これからもつながっていきます。まだ見ぬ、新しい命はあなたの中に存在しています。あなたはひとりじゃない。命を大切にしていきましょう。
**以下の文献・WEBを読み、私なりの「現代語訳」と「解釈・まとめ」を載せています。結構内容変わっているなあ〜、と自分ですでに思っています。学説的に間違っているかもしれませんが、以上が私の論語の学びからのアウトプットです。
参考文献・WEB
*【現代訳】論語 下村湖人 PHP研究所
*論語解説 http://www.niigata-ogawaya.co.jp/rongo3/s-00-000.htm